合同会社5W1H流「エグゼクティブ・コーチング」の特徴

「個人にとっての意味を協創し、個人を組織にとっての資本とする『セマンティック組織開発』」に向かう意識・行動変革の一翼を担うのが、合同会社5W1H流エグゼクティブ・コーチングです。(図表1参照)

「図解+システム思考」と「クリティカル・シンキング」を重視する「適切な課題の設定」を基盤に、「納得解の協創」を進めていきます。(図表2参照)

このアプローチを継続することによって、「既存の思考様式のまま、新しいスキルをいくつか身につける」だけでなく、「状況変化に合わせて、思考様式を変容させ、新たな言動・態度を獲得していく」ことが期待できます。

「機械とヒトの違い」についての2つの視点
合同会社5W1H流「エグゼクティブ・コーチング」の特徴

 
以下、主要な3つの特徴について取り上げ、ご紹介いたします。

特徴1:「図解+システム思考(※1)」を重視したコーチング

因果関係が説明できないなどといった理由で、氣にはなっているけれど、あえて状況説明で取り上げることがなかった事柄(相関関係や等価関係があるのかもしれないと、無意識のうちに感じ取っている事柄)まで教えていただくように、コーチは「図解」や「システム思考」を意識しつつ、クライアントに働きかけます。

目的達成や問題解決につながらない情報も多くて当然ですが、こういった内容の中に目的達成や問題解決のカギとなる本質が隠れていることが多いものです。

※1 システム思考
「さまざまな要素の複雑なつながり」を「システム」として捉え、構造の全体像を俯瞰し、その複雑な挙動を理解して、システムそのものの改善を図る、というモノの捉え方・考え方のことです。

特徴2:「クリティカル・シンキング」(※2)を重視したコーチング

クライアント自身が大切だと思うことを聴き、クライアントの考え方をなぞるだけでは、クライアントと同じように困ったり悩んだりしてしまいます。そのため、

「業界の常識」や、その分野で前提とされている「先入観」から自由な存在、すなわち、日本語は通じるけれど、さまざまな「思い込み」や「制約」に囚われていない「小学5、6年生」になったような心構えで、「わかったつもり」に陥らないように対話を進めます。

その道の経験者、先輩として「過去の状況においてうまくいった『正解』を教えること」に慣れていると、意識的にか無意識的にかは別として、「相手を誘導して、特定の落としどころに導く質問」を投げ掛けがちです。

それは「正解がある状況」では有効ですが、「誰にも正解がわからない状況」を歩んでいく際には、弊害となってしまいます。

相手を誘導したり、コントロールしたりするのではなく、相手の意識を自由に伸び伸びと働かせて、これまでになかった解を探求する(相手を誘導したり操作したりしないため)には、コーチが「わかったつもり」にならず、「素直な質問を丁寧に重ねる対話」が重要となります。

この話は、「コンテンツ」(詳細内容)についてだけでなく、「プロセス」(考え方のクセなど)についても当てはまります。

つまり、「クライアントと同じ分野の知識や技量を備えた専門家」としてではなく、「個人や組織の変化を促進する専門家」として接し、「クライアントが無意識に用いている思考パターン」や「矛盾や対立を併存させたままでも、目的達成や問題解決に向かうことができる価値判断基準の導入」などに意識を向ける「質問」を投げ掛けたり、「話を再構成」したりする対話を行うということです。

※2 クリティカル・シンキング
「暗黙の前提条件」や「専門分野の常識」に対して疑問を呈するなど、「厳密かつ建設的な思考」、「シビアかつポジティブな考え方」のことです。

特徴3:「納得解の協創」を重視したコーチング

「問題を解決して見せよう」として対話するというよりも、「クライアントが大切にしたいと思っている事柄や氣持ちを把握しつつも、クライアントの思考の流れに違和感を覚えたらその都度質問を投げ掛け、丁寧な確認を行っていく」と、クライアント自身が「思考の歪み」に氣づき、「目的達成や問題解決に至る手掛かりを自ら得てしまう」という対話ができるよう、コーチはクライアントに働きかけます。

また、こうしたやり取りから成る対話経験を積み重ねるうちに、クライアントは「自力で目的達成や問題解決できることが増える」と同時に、「主体的に考えて行動できる部下を育成することができるようになる」といった効果が得られます。

上述のような対話(弊社でいう「協創対話」)を可能にするために、コーチは「クライアントに自由に話をしてもらったり、図解をしてもらったりしやすい関係を築き、環境を整えること」が求められます。 ここで大切になるのが、「非認知能力」や「社会情動的スキル」と呼ばれる「対人スキル」です。(※3)

時々刻々、思考や感情が変化してもおかしくないクライアントが目の前にいるにもかかわらず、その相手を生身の人間と見なすよりも「特定のタイプ」だと見なすように教え、結果として「クライアントの観察を怠る」ことを奨励することになってしまっているアプローチや、課題の種類や相手の心身状態にかかわらず、「特定の会話モデル」に従って話を進めるアプローチでは、効果的な「協創対話」の実現には至りません。

弊社流のコーチングにおける「質問」は、「相手の中で既に言語化できている情報を一方的に収集する」ために行うよりも、「対象とする事柄に対して理性的(論理的)のみならず感情的にも合意できている状態に到達できるようにする」ために用いることが多いのが実態です。 そのため、「互いに自由に意識を働かせること」が可能になるよう、「クライアントとの関係を良好に保つ」ための「対人スキル」を対話中に発揮することが重要となっています。「教えてもらう」ことにだけ慣れている方にとっては、まったく新しい対話の体験かもしれません。

エグゼクティブ・コーチングのご利用を検討されている方は、弊社コーチングの一端を体験していただける、『体験セッション(70分)』をご用意しております。まずは、弊社「エグゼクティブ・コーチング」を、体験セッションでお試しください。

※3「社会情動的スキル」については、ニューズレター第184号「『デジタル化』だからこそ『非認知能力』? 『何に』注力するのか?」PDF版BLOG版をご参照ください。

組織導入のお問い合わせ・ご相談

エグゼクティブ・コーチングのご利用を検討されている方は、まず、弊社コーチングの一端を体験していただける、『体験セッション(70分)』のご利用をお薦めしております。

ホームに戻る

TOP